調理の熱源には、種類や個々のモデルの特徴によって若干の違いがあります。セラミック、ハロゲンなどの電気コンロ、IH、そしてガスコンロなど、種類は様々です。
セラミック調理器はグラス・セラミック製のバーナーで、放射によって熱を起こします。ハロゲン・タイプは、赤外線の放射によって熱します。 IHは、磁場を発生させることで鍋の底面に熱を伝導するものです。
フィスラー製品を最適に使用し、熱しすぎを防止するためには、正しい熱源の設定が重要です。なぜなら、正しい使い方をすれば、キッチンで長く使える相棒になるからです。
フィスラーのコーティングフライパンの場合、弱火~中火で加熱すれば十分です。その理由は、フィスラーの確かな品質にあります。フィスラーの「Made in Germany」のフライパンは、最高水準で製造され、cookstar®(クックスター)ベースを備えています。これにより、熱ムラを作らず、効率よく熱を通します。
熱源の出力を抑えて調理をすることで、日常的な節電だけでなく、フィスラーのフライパンの高品質なコーティングを保護することができます。こうして、製品の寿命を延ばし、長くお使いいただくことができます。
熱量を節約しながら、ぐつぐつと上手に煮込むには、多少の経験が必要になります。鍋の中身がふきこぼれないようゆっくりと煮込み、蒸気が鍋からなるべく逃げないようにしなければなりません。蒸気が出すぎるようでしたら、火を弱めてください。
「クックスター・サーミックベース」の効用により、火力は少なくても十分に熱は伝わり、また食材に完全に火が通る前にスイッチを止めても調理は完成します。その他、エネルギーを節約するコツとして、調理する分量にあった容量の鍋を選び、なるべく蓋をして調理してください。
完成度の高い料理に仕上げていただくためには、相性の良いお鍋と熱源を組み合わせてご使用いただく事が重要です。セラミックまたはハロゲンの場合、バーナーの大きさが鍋底の大きさと同じか、やや小さ目である事をご確認ください。ガスコンロの場合、炎が広がらないよう常に中心に調理器具を置きます。IHの場合も、中心に調理器具を置いてください。